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鮎川哲也  「死者を笞打て」 (講談社文庫)

鮎川哲也  「死者を笞打て」 (講談社文庫)
作者自身が主人公というめずらしい推理物。鮎川の標記タイトル作品が盗作と評論家より指摘される。それは10年前に無名の女流作家石本峯子の発表作品に酷似していた。
 どうしてこんなことが起こるのか、干された鮎川が動き出す。その過程でいろんな事件が起きる。しかし、内容は平凡。
 この作品の面白いところは、昭和30年代前半のミステリー作家や評論家が仮名、実名で、登場してくるところ。土屋隆夫、三好徹、陳瞬臣など。彼らの性格、普段の態度が赤裸々に描かれている。
 でも、推理小説フェチか、昭和30年代に推理小説を楽しんだ人でないと、この小説を読み切るのはかなり辛い。

| 古本読書日記 | 06:11 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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