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吉行淳之介  「春夏秋冬女は怖い」(光文社文庫)

吉行淳之介  「春夏秋冬女は怖い」(光文社文庫)
聞き上手の吉村が、見聞した主に作家たちが、彼らの女性関係でほとほと参ったエピソード満載の愉快なエッセイ。作品の最後のほうは、子宮論となり、私が経験不足のせいか、分らない部分も多く、内容も文章も少し雑になる。
 吉村も経験があるようだが、ヒステリー症状の見知らぬ女性が突然やってきて、愛していると宣言、その後どこにもついてくる。遠く離れたところに転居しても、動物的感かどうかしらないが必ず探し当てやってくる。
 そんな丹羽文雄、広津和郎のエピソードは笑える。でも当人は全く大変だったろう。
聞いたこともないテスカという哲学者が女性について極め付けの言葉を残す。
「男は繊細で、女は獰猛である。とても、男の歯のたつ相手ではない。病院の手術室を見給え。メスを持って細かい作業を続けているのは男で、だらだら流れる血を平然と拭っているのは女ではないか。であるからして、戦争のときにも心優しい男は銃後を守り、勇猛果敢な女が前線に行って戦えばよいのである。」

| 古本読書日記 | 06:17 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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