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村上龍 「逃げる中高年、希望のない若者たち」(幻冬舎文庫)

村上龍 「逃げる中高年、希望のない若者たち」(幻冬舎文庫)
僕らの青春時代では、テニス、スキーをやらない人は、つまはじきにされ、人間扱いをしてもらえなかった。スノボーが盛んになってスキーをする人はダサクなり、ましてテニスは超マイナーになり、あれほど空地といえばすべてテニスコートだったのが、全くなくなり、それにつれテニスをやる人も全く見なくなった。
 村上龍はそのテニスの世界から飛び出さない。顔つきも態度も語ることもいかにも暑苦しい。若者のことも、老人のことも皆理解していて同じように苦悩しているように見えるが
根本の発想は、テニス流行時代から飛び出してはいない。
 俺たちにはビートルズが、ローリングストーンズがあった。それが消え今はキューバ音楽だなんて気取ってみてもそれはテニス仲間以外共鳴する人はいない。いい加減ビートルズから離れたら?
 中田英寿がいなくなり、特に日本代表のサッカーがつまらなくなり、もう代表戦を中心としたサッカーは見ないことにしたと、偉そうにいきがる。
 その舌の根が乾かないうちに、フランスワールドカップでの日本チームの戦いぶりをああでもないこうでもないと熱弁をふるう。これが団塊とその直後のテニス世代の特徴である。

| 古本読書日記 | 06:19 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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