法月綸太郎 「一の悲劇」 (祥伝社文庫)
法月綸太郎 「一の悲劇」 (祥伝社文庫)
正統派推理小説。
作者と同じ名前の名探偵が登場する。この類の推理小説の欠陥は、名探偵は無謬であるという点。
最後がどうにも懲りすぎ。残り30ページでちょっと納得はいかなかったが、犯人が決まったと思ったところ、最後の5ページでまた別の真犯人が明かされる。大どんでん返しが用意されていた。それがどうにも自然でない。三浦靖史が殺された際、一の数字をしめしたダイインメセージを三浦が残す。
その一、犯人は和美なのだが、三浦は和美の名前が一美だと思っていたからなんて、こじつけも過ぎる。
正統派推理小説。
作者と同じ名前の名探偵が登場する。この類の推理小説の欠陥は、名探偵は無謬であるという点。
最後がどうにも懲りすぎ。残り30ページでちょっと納得はいかなかったが、犯人が決まったと思ったところ、最後の5ページでまた別の真犯人が明かされる。大どんでん返しが用意されていた。それがどうにも自然でない。三浦靖史が殺された際、一の数字をしめしたダイインメセージを三浦が残す。
その一、犯人は和美なのだが、三浦は和美の名前が一美だと思っていたからなんて、こじつけも過ぎる。
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