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老人と暗闇

地区の自治会活動として、昨日、9月の敬老会への出欠確認で対象者の家を訪問しました。
敬老会出席でこる方は77歳以上ですが、高齢化社会を反映して40軒近くもあり大変でした。そこで、普段は隠れて見えない老人世帯の実情に接しかなり驚愕と恐怖を覚えました。

当然大概のお年寄りはお子さん夫婦が面倒をみていたり、家族がと同居していなくても自身がお元気で溌剌と暮らしています。
孤老死が時々問題になります。周りも気が付かなかったし、民生委員も訪問時気が付かなかったとよく言われ、そんなことがあるのかと思っていましたが、昨日、どうして孤老死が起きるか老人宅を訪問して知りました。
 家におられるのはわかりますが、家じゅう鍵をかけていくら呼びかけてもチャイムを鳴らしてもでてこない孤老の方の家が3軒ありました。体が不自由なのか、耳が遠くなり聞こえないかが理由に思いますが、それ以外には合鍵を所持している人しか家にいれないようにしている家でした。合鍵は離れて暮らしている子供たちがもっているのです。
詐欺にあったり、身の危険にさらされたり、徘徊を防ぐために子供たちが取っている方法だと思います。これでは、何かあったとき、近所の人や民生委員の人が気付くことは難しくなります。

それから、結婚できない60過ぎの息子との2人暮らしという家も何軒かありました。そういう家はまず息子も引きこもりで外にでません。また、老親との関係が恐ろしいほど悪く、日がな一日一言も会話しないか、喧嘩だけが唯一の会話になっています。ジメーっとして暗く、少し異臭も漂っています。結婚はしておいたほうが良いと心底思いました。

また、一人娘が身体障碍者で、年老いたお母さんが面倒をみているという家もあり辛くて見るにたえませんでした。

すべてが幸せということはありませんが、私の住む街は、それなりに平凡な人々の営みばかりと思っていました。しかし、その平凡に、暗く深い闇が確実にしみこんできている。こんな、コンビニエンスストアが4軒もあるという表面的に明るくみえる街にも。恐ろしいことです。

by はなゆめ爺や

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| 古本読書日記 | 09:29 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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