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朝井リョウ  「もういちど生まれる」(幻冬舎文庫)

朝井リョウ  「もういちど生まれる」(幻冬舎文庫)
作者は若干20歳であのベストセラー「桐島、部活やめるってよ」を世に送り出し、更に史上最年少「何者」で直木賞を受賞した天才作家である。
 青春群像として少しあれもこれも書きすぎているが、確かに作家としての将来の可能性は感じさせる。
高校生と大学生の違いが印象的に描かれている。
梢は予備校に通っている。高校の仲間は、現役、浪人ともすべて大学生になっている。新しい友達や恋人をみつけ、高校とは違った世界を謳歌している。梢はまだ予備校に通っている。受験時代から同じ時間に予備校にやってきて、同じ自習室で講義が終わっても勉強している。まだ高校生が続いている。
 遥は高校ではダンス部。幾つかの大会で優勝したり入賞したり。高校3年、他の部員はみんな受験勉強にはいる。遥は普通のように大学には行きたくなかったので、高校のときに通っていたダンススクールでダンスを続けた。
 ひとりぼっちになっても懸命にダンスをした。ディズニーのダンサーに採用された一緒の子は、最初から、プロのダンサーを目指していて、遥が及ばない能力を持っていた。
 でも大きな違いは?遥は大学に行きたくなくてダンスを続けてしまったこと。



by はなゆめ爺や

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