FC2ブログ

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

「八日目」映画&ノベライズ

一言で言うと、「ダウン症の青年ジョルジュと、エリートサラリーマン中年アリーの友情を描いた作品」です。
映画は一回観ました。本は三回読みました。
本から入ったのですが、ちょっと傷んでいるので写真はナシで。映画情報を載せておきます。

1回目は、泣けました。有能なセールスマンのアリーの壊れていく様が、辛かったんだろうと思います。笑おうとしても笑えない。笑うべきじゃないところで笑いが止まらない。

2回目は、ジョルジュが自殺してしまうという終わり方が、残酷な気がしました。
主要キャラクターが自殺する映画といえば、ガタカがあります。自分に成り代わって生きる主人公のため、自らの破片すら残らぬよう、炎で身を焼いてしまうのです。
「八日目」も、アリーが幸せになるためにはジョルジュが死ななければならなかった。邪魔だったという気がして、2度目の読書はもやっとしました。

3度目は、二人の間には友情があったと素直に思えました。ジョルジュはアリーの幸せを願っていたけれど、彼にとってはやっぱりママが一番で、ママのいる天国に行きたかったのだろう。そう納得しました。
食べちゃいけないけど食べたいチョコをいっぱい食べ、ママの夢を見て、ジョルジュは幸せなまま逝ったのでしょう。
レインマンみたいに、施設に戻ってうまく事がおさまるというものではない。彼らは兄弟じゃないし。

映画は、当たり前ですが本と同じ内容です。ジョルジュの好きな歌手(ルイス・マリアーノ)の歌がどんなものか分かりました。
明るい曲と、二人の抱える孤独のギャップが大きいですね。「僕も君の想像に過ぎないんだよ」と、ルイスがジョルジュに言い聞かせているシーンもあったような。

映画も本もいいと思えた、少ない作品のひとつかもしれない。


by はなゆめねえや

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

| 日記 | 22:03 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT














PREV | PAGE-SELECT | NEXT