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江上剛  「告発者」 (幻冬舎文庫)

江上剛  「告発者」 (幻冬舎文庫)
みずほ銀行を念頭に書いた作品なのだろう。
銀行というのは、個人と直に接しているが、個人が銀行に立ち向かっても、びくともしない巨大組織である。銀行が揺らぐのは、リーマンショックやサブプライムローンのようなグローバルな金融の輪の中にはいり、その鎖が切れたときである。それは、我々には預かり知らない世界である。まして揺らいでも、国が公的資金を投入、救ってあげる場合が殆ど。
 従って、銀行内部の派閥や人事抗争は、銀行を含めた金融関係の一部には関心があるだろうが、それ以外の人々には全く関心を持てない。
 本作品もはっきりどうでもいい類の作品。しかも、銀行の派閥抗争の基底に流れるものが女性記者とのスキャンダルというのでは、関係者以外には勝手にしてくれという作品。江上剛の見識を疑う。


by はなゆめ爺や

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| 古本読書日記 | 06:14 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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