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芹沢光治良  「告別」 (中公文庫)

芹沢光治良  「告別」 (中公文庫)
第一次大戦のころパリに妻と一緒に留学していた主人公。大学では5人の学生と文学を学ぶ。彼らは、青春の真っただ中であり、情熱がほとばしり、最も熱い仲間たちであり純真無垢な連中であった。
 1957年、再び主人公はドイツでの国際文学学術会議にかこつけフランスを訪れる。
そこで仲間を探す。ドゴールの第5共和政に対抗したかどで、貧民レベルに落ちた者やその抵抗で目を失明したものがあの仲間の中にいた。
 更に日本で事業を行うということで500万円を貸したが返却をしないまま、交通事故で亡くなった人も仲間のなかにいた。
 青春からいくばくかの年月を経て、かっての仲間は大きく変わってしまった。青春への慟哭と鎮魂。そしてもう2度とパリにはくることはないと決意する主人公がいる。


by はなゆめ爺や

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| 古本読書日記 | 08:30 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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