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井上陽水 「ラインダンス」 (新潮文庫)

井上陽水 「ラインダンス」 (新潮文庫)
井上陽水のアルバム最初の「断絶」から4枚目の「氷の世界」までは当時の若者の心情、叫びをそのままストレートに表現し、見事だった。大学の寮では、必ずボリュームをmaxにして「氷の世界」あちこちの部屋から聞こえてきた。
どことなく尾崎豊を彷彿とさせる。
すごかった陽水が変わったのが5枚目のアルバム「二色の独楽」から。詩も抽象的になり、メロディラインも温和になった。陽水が大金を稼ぎ、生活も豪華になり完全に守りにはいった瞬間だった。そこから陽水の低迷が続く。
 そして大麻で逮捕され大騒ぎとなる。ここで陽水が守りからもがきだし、歩みを再びはじめる。そしてその歩みはアルバム「ホワイト」となって結実する。
この本で陽水が最も尊敬する作家色川武大が陽水の変わった瞬間を鮮やかに描いている。 


by はなゆめ爺や

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| 古本読書日記 | 08:17 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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