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「ハチ公の最後の恋人」吉本ばなな

これも、じいやの本棚には2冊あります。

わかったような、わからないような、いい話のような、そうでもないような。
特殊な家庭で育ったヒロインが何かを悟り、強く生きていこうとする。よくある言い回しだと、「魂の再生の物語」ってやつだろうか。私が彼女だったら、自分の子供を産み育てようという気にはならないと思います。
ハチと別れるところで終わらず、その後のヒロインの過ごし方が数ページ書かれています。それも「栗」というサブタイトルつき。
蛇足だと思ってしまうのは、たぶんこの話を理解できていないからなんでしょうね。

<私は「そんなことあるわけじゃない」と、これからは言いにくいことになってしまった>
という文である章が始まっていたり、
<永遠に消えない。夏の、奇跡の抱擁を。二人だけで、二人きりで。>
とポエムっぽく段落が締めくくられていたり、なじめないところも多かったです。
吉本さんの本は十代のころ何冊か読んでいて、久々に手に取ったのがこれだったのだけど、もやっとして終わってしまいました。

あ、登場人物の一人の、「私はそこでひとりだけという存在になるためならなんでもする」というセリフは何となく気に入りました。

by はなゆめねえや

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