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獅子文六  「コーヒーと恋愛」(ちくま文庫)

獅子文六  「コーヒーと恋愛」(ちくま文庫)
落語の人情物を読んでいるような気持ちになる。
最近の会社のオフィスは以前と比べ様変わり。電話はならない。会話の声が全くない。
社員は朝から晩までひたすらPCにしがみつき、会議や何かの資料作りか、会話の代わりにメールを受けたり出したりしている。PCのキーボードを叩く音だけが鳴り響いている。
 下手をすれば隣の人や上司にも会話でなくメールで用事をすます。一日生の会話をしないなんてこともあるかもしれない。そのことがいけないことだとは思わないが。
 この小説は、古き時代の人と人が面をつきあわせて生の会話をすることの良さや面白さ、そこから醸し出される人情や、気持ちの動きをあますところなく描き出している。
 それはノスタルジーとして思うことなのか、やはり人間は面と向かっての会話が肝要なのか、正直よくわからない。

by はなゆめ爺や

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| 古本読書日記 | 08:27 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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