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井上靖  「緑の仲間」 (文春文庫)

井上靖  「緑の仲間」 (文春文庫)
人が本当に孤独だとおもうときは、どういう時だろうか。
人間は言葉を持っている。それが素晴らしいと感じる時もあるが、言葉を持っている故に
苦悩に陥ることもしばしばある。言葉がありながら、思いや真意が相手には通じないことがたくさんあるからだ。では、面倒な言葉を排して、態度、行動で示したらどうなるか。
 これもかなり通じない場合が多い。
あれだけ言ってあげたのに、あれだけ助けてあげたのに、あれほどしてあげたのに。
気がつけば誰も自分のことを思ってくれていない。こんな時なのだろう、孤独をズシンと感じる時は。
 この小説に登場する青戸は、小説では描いていないが、四国の小島から海にきっと最後は身投げしたように感じる。

by はなゆめ爺や

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