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2018年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年03月

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柴崎友香    「パノララ」(講談社文庫)

パノラマ写真はカメラでは一度に撮影できない部分を、カメラをずらしながら撮ってゆく。そのずらした時に撮れる写真が合成されて作られるのである。だから、画像と画像には時間差があり、それで合わさった写真は、時間ずれが起きていて、カメラを通して見えていた場面が写真にすると写っていないことや、腕が3本あるように映っていたりする。よくみると画像と画像の間には継ぎ目がうっすらとある。現実を撮っているのに、現像した写真は現実を正しく写していない。

 そんなできあがった写真をみていると、私たちの記憶というのは、このパノラマ写真のように現実を写しているのではなく、歪んでいて、現実とは異なるもののように思える。

 だから、同じ場面をみていても、人によって、画像にずれがあり異なってくる。

 この作品、奇妙な形をしているイチローの家族の家の離れに主人公の田中真紀子が間借りするところからスタートする。この家には父将春を筆頭にして、イチローの姉文さん、イチロー、そしてイギリス留学から帰ってきたイチローの妹絵波、それにしょっちゅう失踪する将春の妻みすずの5人が暮らしている。

 真紀子からみると、確かに変わった家族ではあるが、朝食も夕食もいつも家族が揃ってとるし、それぞれの人間関係には多少の距離はあるが、それでも幸せな家族に見える。

 しかし、会話が始まると、同じ風景でも見ている人により異なっていて、この相違が、誤解や摩擦を生じさせる。
 記憶や想いでというのは、パノラマ写真のように喋ろうとするときに、バラバラになっている画像を繋ぎ合わせることによって出来上がる。
 同じ人でさえも、そのときの状況、環境、心持によってできあがってくるパノラマ写真が違うことがある。

 物語でイチローは5歳のときに初めて同じ日が翌日も繰り返すことを経験。それから時々、この経験をすることがある。

 同じ経験を初めて真紀子が経験する。それも3日間連続で。面白いのは、起きる出来事は同じでも、真紀子には意志があってここでは何とかしないと思うのだが、その通りの行動は決してできない。しかも、3日間とも見る視点を変えると全く同じことが起こっているのに、違った場面を見ているようになる。

 そんな差が、物語をつくる。

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| 古本読書日記 | 05:52 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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森美樹    「あたたかな迷路」(講談社F文庫)

ライトノベル小説。ストーリーは単純でわかりやすい。

 主人公野枝の母親は野枝が5歳のときとつぜん失踪する。同窓会のときに出会った、昔あこがれだった人のところに走ったのである。
 しかし、当然相手の男には家庭がある。だから、恋らしきものは3年で終了する。

今、野枝は直近に結婚を控えている。28歳である。

 8年前の大学生のとき、好きになった一臣。しかし、そのときは友達の亜美も一臣が好きになり、引っ込み思案の野枝は一臣を亜美に取られる。
 それから8年間、野枝の想いの深くに一臣が収まっている。

結婚を控えて、野枝は一臣と再会する。亜美は別な人と結婚している。
 だから、婚約を捨てて一臣のもとへ走る。

 だけど、一臣はすでに家庭を築いている。それでも構わない。母と同じように好きな男に走る。

 野枝の母親の言葉がずきんとくる。
「あの時こうしていたら、とか、あの時付き合っていたら今頃は、とか、そんなつまんない後悔が一生つきまつとうのよ。女っていうのは、ありえなかったほうの未来に重きをおいてしまういきものなんだから。」

 こんなことを言葉にする森さんは、深く物語を創ることができる作家で、いつか文学の世界で脚光を浴びる作家になると思う。

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| 古本読書日記 | 06:01 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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絲山秋子    「忘れられたワルツ」(河出文庫)

大震災直後に書かれた短編集。

今は営業というのは、企画、ソリューションを売り込むことが仕事となっている。パワポによる訴求力のあるプレゼ資料をお客に持ち込み売り込むのである。それがたとえ物品であっても企画がポイントとなる。

 それでも、やっぱり現在でも押し込み販売でいいからとにかく売ってこいという営業もあるだろう。
 だいたいが、こういう販売をおこなっているのは、大手の会社の地方の営業所。本社は遥かに遠く、社長など印刷物でしか見たことがないし、社報は2か月遅れで配布される。

 こんな営業所に本社から締め出されたが当人はエリートと思っている所長がやってくる。
外出するときにボードに「NR」と書く。ノーリターンということで直帰ということだ。以前は直帰するときは「帰社予定」蘭に横線を引っ張っておけばよかった。

 本社からくるエリート崩れの人は、やたらカタカナ言葉を気取って乱発する。ミッションとかビジネススキルとかブレインストーミングやイノベーション。そして果ては営業マンではなく「ビジネスパーソン」とくすぶり末端の人は呼ばれる。

 そんな営業所のダメビジネスパーソンの湯浅と津田が、営業所のある赤羽から浦和の顧客である鈴木産業まで電車ででかける。

 その電車がどうもおかしい。今まで見た風景とは違うところを走っている。これは変と思って2人が下車した駅が「粥沼」。東京郊外というのに、駅前の建物はわずかで田地田畑が拡がっている。進行方向の隣駅は「膝島」で東京方面の隣駅は「橙高原」。東京へ行く電車はなく、一時間後と2時間後に「橙高原」行きが2本で今日の列車は終わる。反対の進行方向は「ワラワ中央駅」が5分後。「浦和中央駅」でなくて「童中央駅」。

 どうなっているんだ。営業所には戻れない。
「NR」は戻れないという意味なのか、もう「戻ってこなくてもいい」ということなのか。

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| 古本読書日記 | 05:46 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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岩木一麻     「がん消滅の罠」(宝島社文庫)

第15回「このミスがすごい」大賞受賞作品。

日本がんセンターで働く呼吸器内科の夏目医師は、生命保険会社の友人から保険金詐欺を疑う案件が立て続きでおきているのではという情報を得る。

 夏目が扱った肺腺がん患者が、リビングニーズ特約で多額な生命保険金額が支払われた直後完全にガンが消滅するということが起きていた。リビングニーズ特約と言うのは余命が宣告され死が近く訪れるという人に、生前、支払われる保険金のことである。

 このケースを調べていくと、がんが消滅する完全寛解が起きているのが千葉県にある湾岸医療センター。

 面白いのは、生活困窮者は、がんで余命宣告されてから、がんが消える。一方、多額の収入があり、有力者は、殆ど転移する可能性の無い初期発生がんが、転移したことが見つかり、その直後で転移したがんが消滅する。

 がんになると人間のもつ免疫力でがんを撲滅させることができるがんがある。アレルギー疾患を治療するとき、免疫を弱める、免疫抑制剤を使う。この抑制剤をがん患者に投与する。するとがんは患者が免疫力が落ちているから増幅する。しかし、あるときからこの抑制剤を投与をやめる。すると免疫力が回復してがんが消滅する。

 驚くことに現在では遺伝子研究の進化により癌細胞を作ることができるそうだ。癌摘出手術の際、作った癌細胞をばらまく。そこで、患者にがんが転移していることを伝える。しかし、そのうちがんが消滅する。

 実は作られたがん細胞は自殺願望がある癌細胞。それで、転移してもがんは自らを破壊し自死し癌細胞は死滅する。

 どこまでが現在の癌研究を反映しているのか想像もつかないが、これが事実としたら、がん研究は想像以上に進んでいると思われる。

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| 古本読書日記 | 06:31 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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喜多喜久 中山七里 降田天 「このミステリーがすごい!三つの迷宮」(宝島社文庫)

3人の「このミステリーがすごい」大賞受賞作家が書き下ろした作品集。

工藤コーポレートは都心で不動産業、都市開発をしている大企業。会社は先代の工藤健吉が起こし、現在は息子の工藤良市が継いで社長をしている。

 良市は典型的な2代目ボンクラ社長。事業経営は先代の社長の取り巻きが行い、実質良市は会社の金を使って遊蕩三昧の日々を送っている。

 大学時代も女遊びに狂い、強姦まがいのこともして警察沙汰になりそうになる。それは会社の社長になっても変わらず、新入女子社員がはいるたびに手をつけ飽きると捨てることの繰り返し。中には子供を身ごもるが、すべて金と脅しで堕ろさせる。人事も気に入らないと強制退職させたり、降格を平気でする。

 そんな良市が、優秀社員4人を人事課からの推薦で選抜し、クルーズ船を借り切って、4時間の船上パーティを東京湾で行う。
 このとき、良市は眠り薬で眠らされてところをアイスピックで首から胸まで刺され殺害される。
 犯人は招かれた4人の社員の中にいる。それで犯人捜しとなるわけだが、その真相が凄い。

 鑑識結果によると、良市はだれかに一気のアイスピックで刺されたのではない。4回にわけて刺され、最後にアイスピックは心臓に達していた。

 ということは犯人は招待された4人全員。それぞれが恨みをこめ刺し殺したのである。
世の中には、殺されて当然、祝杯をあげることはあっても、悲しむという人は誰もいないという人がいる。

 良市の嫌われ方は半端ではない。でも、こんな人は確かに存在する。

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| 古本読書日記 | 06:29 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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彩瀬まる    「桜の下で待っている」(実業之日本社文庫)

郡山、仙台、花巻と北上する電車に乗って故郷に帰る、5人の男女のそれぞれの物語を紡いだ短編集。

 4作目までは、故郷に向かうが、最後の作品集のタイトルになっている「桜の下で待っている」だけは、故郷に行くのではなく、東京に戻ってくる話。それが、前4話とうまく共鳴して味わい深い作品になっている。

 主人公のさくらは新幹線車内販売の販売員をしている。今日は仕事あけると、3対3の合コンが控えている。その合コンが終わって飲みなおしをしていた友人瑞穂との会話のなかで結婚は本当にすべきか悩むところが印象に残る。

 「結婚」という2文字にしっかりと結びついている、家庭だったり出産だったり子育て、介護、ローンという重い言葉。それを知っていても結婚はすべきものだろうか。

 しかも、さくらは弟と2人姉弟なのだが、両親は不和でいつも声をあげて喧嘩をしていて、姉弟は喋ることもままならない環境で育ち、やがて両親は当然のように離婚する。家庭とは暖かくよいものということを全く味わってこなかった。

 新幹線。昼間はビジネスマンの客が多く、どことなく緊張感が漂う。しかし、夕方からの新幹線は、仕事を終え、故郷へ帰る土産を持った客ばかりで、これから故郷を楽しもうという雰囲気が車内に充満している。

 そして明けた朝の新幹線は、「週末は楽しかった」と満足感あふれた穏やかな表情の客がいっぱいである。
 さくらはこの朝と夕方の新幹線が大好きである。

 さくらは、東京タワーがみえるアパートで独り暮らしをしている。東京タワーの赤く輝く姿が焚火に見える。焚火は暖かく、凍えた人々を寄せ集めいやしてくれる。

 そして、この東京タワーの見えるアパートこそ、故郷にしていかないといけないと思う。

新幹線に乗っている客のように、いつでも帰れて、暖かく包んであげられる家庭を作ればいいのだと。故郷は無ければ自分で作ると決意する。

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中山七里    「切り裂きジャックの告白」(角川文庫)

19世紀にイギリスで起こった切り裂きジャック事件をモチーフにして描かれた作品

3人の人たちが次々殺害される。驚くことにその遺体の臓器がすべてくりぬかれてしまっていて、事件直後の「切り裂きジャック」なる犯人から犯行声明文がマスコミに送られる。

 殺された3人には全く繋がりは無い。主人公の犬養刑事が調べていくと、この3人はすべて、高野という臓器移植コーディネーターにより臓器移植手術を受けていたことがわかる。しかも、臓器の提供者が鬼志母志郎というオリンピック強化選手にも選ばれている陸上の選手。彼がダンプに轢かれて植物人間になり脳死と判定され、ドナーの遺志により臓器が3人に移植されたのだ。

 この物語、実は4人目の志郎からの臓器提供で命が救われた三田村という患者がいて、彼がジャックに襲われるのではないかと犬養刑事たちが、三田村を警備しているときに、予想通り三田村が襲われ事件のとんでもない真相がわかる。

 それにしてもこの作品を読んでいると、移植前ドナーから摘出された臓器はどうなっているのだろうと感じ入ってしまう。

 脳は働いてはいないが、臓器は働き生きているのである。ということは、臓器移植手術をするときの臓器は生きて動いているのだろうか。不気味にも思うし、眼前の臓器は生きているのに、その臓器所有者を死と判定することが正しいことなのか悩んでしまう。

 提供された臓器は志郎のものであり、志郎の臓器が動くことで、臓器を提供された人間は生きている。

 志郎の母、涼子が志郎が生きていることを確認したいといって、臓器移植者を訪問しようとする気持ちが良く理解できるし、その姿は痛々しい。

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| 古本読書日記 | 05:53 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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堀川アサコ    「予言村の同窓会」(文春文庫)

日常的に不可思議なことがおこる孤絶した村、こよみ村で、転校生湯木奈央とボーイフレンド溝江麒麟が不思議な出来事の真相にせまる「予言村シリーズ」第2弾。

 堀川さんの作品は心霊現象や超常現象と思われる場面が満載なのだが、大概は真相トリックが明かされ、心霊現象は起こらないのが通常だが、この作品集の「心霊写真始末記」には、本当の心霊現象が登場する。

 今、こよみ村では心霊写真が撮れるということで、空前の観光ブームとなっている。写真を撮ると、半透明の女の顔が写っているのである。その女の写真が撮れるのが、村の高級旅館、影の村長として村を支配している十文字丈太郎が経営する深山閣。

 奈央が通っている中学校に、隣の竜胆市から十文字丈太郎の孫覚が転校してきた。この覚が殆ど不登校で学校にやってこない。学校が嫌いなこともあるが、どうも別の問題があるのではと奈央は思っている。実は、奈央は、覚が座るべき席に一瞬だけど生身でない女性が浮かんだところを見ている。あまり美人ではない。

 覚は、転校前、竜胆市の海浜公園に遊びにゆき、そこで溺れる。溺れもがいているとき、彼を女性が助けてくれた。その女性が、奈央がみた幽霊、心霊写真に写っている女性だった。

 女性は、殆ど死んだ状態で救急車で運ばれた。助かった覚は、それから女性はどうなったか知らなかったが、眠る枕元にしょっちゅう現れる。それで怖くなり竜胆市を離れこよみ村の祖父のところに引っ越してきた。

 女性の幽霊は、覚が引っ越しても、こよみ村についてきた。学校へ通う道の電信柱に影としてでてきたり、あちこちに出没した。それで、怖くなり登校拒否になってしまったのだ。

 奈央たちは、出没する幽霊女性の住んでいた場所をつきとめる。そのアパートには外山遠子、凪子というよく似た姉妹が住んでいた。そこには凪子だけがいて、遠子はいなかった。

 遠子が覚を救った。しかし、そのまま遠子は、病院に搬送され植物状態のようになり入院していた。

 奈央は覚を病院に連れていく。そこで、覚が助けてくれたお礼を言う。すると植物人間だった遠子が「よ」「か」「っ」「た」とつぶやく。

 遠子は助けた覚がどうなったのか、心配で幽霊となって覚のまわりをさまよっていたのだ。これで遠子は安心してあの世に旅立つことができる。

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坂木司     「和菓子のアン」(光文社文庫)

30万冊以上を売り上げた、坂木の作品で最も有名なベストセラー作品。

主人公は、梅本杏子、18歳。身長150センチ、体重57キログラム、小学校の頃のあだ名は「コロちゃん」。才能も彼氏も身長もないくせに、ぜい肉だけは売るほどあるという女の子。高校を卒業して、どこに就職しようか、地元の商店街はちょっと敬遠したいし、ケーキ屋のようなラブリーな恰好をするのもいやだしと、ブラブラ捜し歩いていて、東京百貨店のデパ地下にある和菓子屋「みつ屋」の募集の張り紙をみて店内を覗く。

 その場で、椿店長に即採用と言われ働きだして、それからの一年間の成長と日常に起きる謎の解明を連作短編で描く。

 「水無月」というお菓子を6月が終わると食べる習慣が日本にはある。それは一年の半分が無事終了し更に後半の半年を頑張り発展させると言う意味で、前の半年の厄落としをするための儀式に食べる和菓子だ。

 ある会社の秘書の女性が、10個和菓子を買いに来る。「兜」と「おとし文」5個ずつ。その女性が次の日に「おとし文」一つと「兜」9個という何とも不思議な買い方をする。

 これを見て椿店長が名推理をする。「おとし文」の意味は、喋り伝えることができないことを、葉っぱに内容を書いて知らせたい人の横にそっと落として、知らせると言う意味。

女性秘書は今日和菓子を食べる会議の参加者のなかに、不正を働いている人がいることを知っている。だから、彼の前にはみんなと違った「おとし文」をおき、彼が不正をしていることを他の人たちに知らせる。しかも、今日は厄払いの儀式の日。厄払いが「役はらい」とかけてある。なかなか洒落た推理だ。

 上生菓子を6時間かけ持ってゆきたいとうお客さんがやってくる。東京から3-4時間だったら地方の都市があり、そこで和菓子は手にはいるし、どうしても安全に届けるのならクール便がある。その2つが不可能で、持って歩くとなると、持ってゆく場所は海外、だからそこでは和菓子が手にはいらないと推理。その場所は台湾となる。

 こんな楽しい謎解きがいっぱい。

何よりも、読めば読むほど和菓子が食べたくなる。読み終わった後、早速和菓子屋に走った自分がいた。

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| 古本読書日記 | 05:59 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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