帚木蓬生 「風花病棟」
表題作はなく、医者をテーマにした短編集に意識的に花を取り入れ、
まとまりを出しています。
黄色い彼岸花なんてあるんですねぇ。

で、収録作ですが、「閉鎖病棟」ほど時代を感じさせず、熱すぎず、
するする読めました。
軍医経験(父島とサイゴン)のある人物を題材にした話も、淡々と。
英文で書いたはずの手紙や、英語で語ったはずの心情は、
ここまでニュアンスが伝わるものかと思いますが。
衷心より云々、みたいな。
あとがきで、「白血病になって、患者側としての経験を論文として発表した」とあって、
雑誌の情報もあって、当然本名もオープンにしています。
転んでもただでは起きない。
田舎の医者を書いた人というと、南木さんが浮かびますが、
もっと引き出しが多くエネルギッシュな印象です。
まとまりを出しています。
黄色い彼岸花なんてあるんですねぇ。

で、収録作ですが、「閉鎖病棟」ほど時代を感じさせず、熱すぎず、
するする読めました。
軍医経験(父島とサイゴン)のある人物を題材にした話も、淡々と。
英文で書いたはずの手紙や、英語で語ったはずの心情は、
ここまでニュアンスが伝わるものかと思いますが。
衷心より云々、みたいな。
あとがきで、「白血病になって、患者側としての経験を論文として発表した」とあって、
雑誌の情報もあって、当然本名もオープンにしています。
転んでもただでは起きない。
田舎の医者を書いた人というと、南木さんが浮かびますが、
もっと引き出しが多くエネルギッシュな印象です。
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