FC2ブログ

| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

さくら記念日

2017年のGWに我が家に来たので、4回目の記念日です。
その時は大きな公園で譲渡会をやっていたのですが、今はコロナの影響で、
予約して保護施設へ来てください、という方式に。

IMG_0320.jpg

ベスト体重を3キロ4キロオーバーしてると思われます。
亡きゆめこのぶんも、爺やからおこぼれをもらっているので、
太る太る。

IMG_0318.jpg

前の道を人が通るたびに吠え、顔つきも決して優しいとは言えませんが、
飼い主に対しては我慢強いです。

IMG_0319.jpg

| 日記 | 00:00 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

ゴールデンウイーク(前)の読書

数年前はゴールデンウイークは海って感じだったのですが、
コロナもあるし、天気も悪いし、犬は1匹になっちゃったし。

IMG_0038.jpg
おととしの5月。この後病気でどんどん毛が抜けたのです。

じいやから、古い本は売っていいというお許しが出たので、ねえやはブックオフ通い。

1冊目:石田衣良「sex」
爺やの感想はこちら
「こんなつまらなく、時代遅れの作品を書こうとしている石田は本当にばかな作家だと思う」
だそうです。
不倫だろうと、最後のデートだろうと、夫婦だろうと、幽霊相手だろうと、ヤる手順は一緒ですね。
それがテーマだと言えばそれまでですが。
地の文の語りは熱いですが、なんか薄っぺらい。

IMG_0150.jpg


2冊目:小林竜雄「向田邦子 恋のすべて」
脚本を書いた作品の紹介として、面白かったです。
松本清張の「駅路」もドラマ化しているんですね。

IMG_0148.jpg

愛人が化粧品販売員を装って、男の家を訪ねる。
妻が、販売員の正体を知って化粧品を庭に投げ捨てると、
瓶が割れて乳液が飛び散り、それが夫の精液・愛人との関係をを連想させる
……という演出にしたら、向田さんが満足げな表情だったとか。
ふむ。ホームドラマの人というわけではないようだ(*´ω`*)

IMG_0149.jpg


死んだ後に、恋人は誰だったのかとあれこれ探られ、
噂された人(既婚者)がインタビューで多くを語らなかったことで、
「つまりはそういうことだ」と、含みを持たせる。
そこは、そっとしておいたほうがいいような。
でも、こういう本が出るってことは、知りたい読者が多いんでしょうね。

| 日記 | 00:00 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

村山由佳    「嘘 LOVE LIES」(新潮文庫)

 直木賞を獲得した馳星周が、軽井沢の別荘が互いに近く交流のあるということで、村山さんが馳に解説を依頼している。

 この作品は今までの村山さんにはあり得ないノアール小説。だからどうだという馳への挑戦の思いで馳に解説を依頼したのだろう。しかし解説は馳は本当に作品を読んだのだろうかと疑いたくなるような気がない解説だった。

 物語は友達同士、刀根秀俊、桐原美月、中村陽菜乃、正木亨介の中学時代から始まる。

この中学生が、全く中学生らしくなく、高校高学年か、大学生のような会話と行動。全く実感がわかないままだらだらと続く。作品は600ページを超える大長編。このままの雰囲気で続くのかと思っていたら、陽菜乃が買い物途中で、やくざ風の2人の男に車に引き入れられ強姦される。この場面の描写がやたらリアル。ここで、これは本当に村山由佳の作品だと完全に引き込まれ、そのまま最後まで一気読み。

 もちろん村山得意のラブシーン場面もあるが、殺人シーンもありそれも臨場感溢れる描写。特に、この物語で、最も重要な場面。主人公秀俊が、やくざの九十九によって育てられ、そのつながりで秀俊が九十九に犯人を探し出す依頼をし、2人組の犯人を九十九が連れてきて、秀俊が犯人を九十九にそそのかされ、殴り殺してしまうシーン。しかもそこには、レイプされた陽菜乃もいる。ここは本当にドキドキした。

 このことが、30歳を過ぎた4人の人生に影を落とし、更に事件が起きる。テーマは愛や友情に包まれているが、今にも爆発しそうな憤りだ。

 その憤りとは何で、どう対応すべきか、村山さんの言葉が印象に残る。

「憤りという感情は、全身にナイフの生えた異形の生き物だ。そのまま抱きかかえているにはあまりにも辛くて、鋭い切っ先を一本ずつ撫で付け、なだめすかし、せめて哀しみという名の比較的おとなしい生き物に変化させることでどうにか飼いならす。」

ランキングに参加しています。
ぽちっと応援していただければ幸いです。
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ<

| 日記 | 06:27 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

井上靖  『淀どの日記』

IMG_0140_20210426222315b29.jpg
年末に買った右の本に、江(小督 )をメインにした短編が入っていた。
とろくさく、姉たちに比べてパッとしない少女として描かれていました。
「淀どの日記」のほうでも、姉たちが不安で眠れない夜にぐーすか眠っていたり、
最初の嫁入りではおどけながら駕籠に乗ったり、図太いイメージ。
そういう子が最後に勝つ展開が、後年の人々には面白いわけですな。

この本は、「三姉妹のだれが幸せだったのかはわからない」という締め方。
将軍の妻であり母であった江が、一番の勝ち組と思えるけれども、
秀忠は三人目の旦那で、その前にはいろいろとあったわけだ。
想い人の正室になった設定の初も、wikiによると子どもには恵まれなかった模様。

私が小学生のころ、図書室にあった歴史漫画の女性版と言えば、
淀君・日野富子・北条政子・紫式部あたりだったと思う。
三姉妹のうち、ドラマとして面白いのは淀君ですね。

| 日記 | 00:21 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

白石一文 『ここは私たちのいない場所』

「で?」
という感じでした。読後感。
同じ著者の、別の本を読んだ時も「ここで終わるの?」と思ったらしい。

松本清張の、欲望に忠実な女や、女のせいで転がり落ちる男の話を
立て続けに読んだ後で、
「子供がいないから、親の金があって生活に困らないから、
 思いっきりハンドル切ってアクセル踏んじゃう。
 次はどんな景色かな」
という小説。

IMG_0134.jpg

爺やの感想はこちら
何となく深そうなことが書いてあって、読みやすい文章。
各章も、「読者にお任せします」と言わんばかりの切り方。

例えば、
「女っていつも仲間割ればかりしているでしょ?
 小さなことに対する執着が強すぎるのよ。
 近くのものが見えすぎて、遠くを見る習慣がついていないのかも」
「女が仲間割れするのは、男に比べて若い時期に時間がなさすぎるのと、
 容姿という産まれながらの絶対的格差があるからじゃないかな。
 でも、女たちが団結しなきゃ、男社会は変えられないと思うね」
「その団結って発想が、女たちには馴染まない気がするんだよねぇ
 どうしてだろうねぇ」
ここでおしまい。

あとがきによると、パートナーを亡くした女性のために書いたとのこと。
それなら、分かりやすい結論や説教はアレですよね。
いろんな考え方を提示し、どれかが読み手の心に響けばいいという。

20210410.jpg

何冊か読んだことがありますが、私は単純な頭の人間なので、
分娩中に旦那が地震で死ぬとか、親に捨てられたけど帰ってきちゃったとか、
妊娠中なのにシャブをつかったプレイ(ぎりぎりでやめる)とか、
嫁の胸を寝床でよく揉むから乳がんに気付いたとか、
「マジで?」と思わされたエピソードしか頭に残っていません。

20210411.jpg
これも、けっこうドラマチックな終わり方をする。

こういう、懐に余裕のある人がおいしいもの食べてあーだこーだ考える話は、
たぶん忘れてしまうんだろうなぁ。

| 日記 | 00:58 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT